受付時間 9:30-12:30 / 14:00-17:30 (木・日・祝休診、土-16:00)

お知らせ

コンタクトレンズ(以下、CL)診療の一部休止について(リマインド)

当院は、社会保険診療報酬支払基金(以下、基金)本部に対し、法令の文理に反する運用をしていることを訴え(お知らせ 2023.04.22、2023.05.04)、確認と改善を求めておりますが、未だ基金側は根本的に間違った運用の継続を主張しています。厚生労働省による基金に対する行政指導等により法令に適った運用となるまで、引き続き、当院でCLを初めて処方希望される方(既装用者を含む)及び既に当院でCL処方されている方で長期未受診の方につき、CL診療の休止を続行します。誤った運用をしているのは基金だけで、国民健康保険団体連合会(以下、国保)は法令の文言通りの運用が確認されています。国保の保険証をお持ちの方には特にご迷惑をお掛け致しますが、患者様がお持ちの保険種別により異なる取扱いをすべきではないと考え、一律に休止しております。なお、今現在継続してCL定期検査を受けられている方については、引き続きCL診療をお受け致します。皆様には多大なご迷惑をお掛け致しますが、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

マイナカードで受付の場合でも、保険証(原本)も同時に確認させて頂きます。

マイナンバーカードに別の方の情報が誤登録されているケースが御座いました。当面の間、マイナカードで受付される場合であっても、保険証(原本)の確認も同時にお願い致します。皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

学校健診について

【学校健診について】
学校健診を受けてご受診の際は、学校からもらった紙を忘れずにお持ち下さい。記入に費用は頂いておりません。
また、学校健診をお休みされて、代わりに受診される場合、特に症状がなく健診目的のみの場合は自費になりますのでご注意下さい。

以下、東京都医師会HPより
https://www.tokyo.med.or.jp/doctor/practicing_docs/detail/01-07

I 各種法令における留意事項

1 保険診療と自費診療について

(5)・・・。学校健診を欠席して医療機関で健診を実施する場合には、保険診療にはならず、子ども医療費助成制度も利用できません。学校医以外に来院する児童・生徒も自費請求になります。・・・

コンタクトレンズ(以下、CL)診療の一部休止について(続報)

当院は、社会保険診療報酬支払基金(以下、基金)本部に対し、法令の文理に反する運用をしていることを訴え、確認と改善を求めておりますが、本日現在、未だ基金側はこれを誤りと認めておりません。正しい運用が確認されるまで時間がかかる可能性が出てきました。

厚労省による基金に対する行政指導等により法令に適った運用となるまで、引き続き、当院でCLを初めて処方希望される方(既装用者を含む)及び既に当院でCL処方されている方で長期未受診の方につき、CL診療の休止を続行します。

誤った運用をしているのは基金だけで、国民健康保険団体連合会(以下、国保)は法令の文言通りの運用が確認されています。
国保の保険証をお持ちの方には特にご迷惑をお掛け致しますが、患者様がお持ちの保険種別により異なる取扱いをすべきではないと考え、一律に休止とします。

ご理解下さいますよう、お願い致します。

なお、今現在継続してCL定期検査を受けられている方については、引き続きCL診療をお受け致します。


この件につき、基金本部から文書での回答をお約束頂きました。
回答が得られ次第、その内容を公開します。

ゴールデンウィーク中はカレンダー通りに診療致します。

ゴールデンウィーク中はカレンダー通りに診療致します。本ホームページ下方にあります「CALENDAR カレンダー」もご参照下さい。

コンタクトレンズ(CL)診療について。

コンタクトレンズ初装の新規及び、1年以上未受診の既処方の方につき、コンタクトレンズ(CL)診療を一時休止させて頂きます。
【理由】
過去にCL処方した方の再診時の保険点数につき、社会保険診療報酬支払基金が厚生労働省通知と異なる運用をしていることが判明した為。
【再開時期】
正しい運用が確認され次第、再開致します。

当院はマイナンバーカードによるオンライン資格確認システムを導入しております。

「医療情報・システム基盤整備体制充実加算を算定する医療機関においては、以下の事項について院内およびホームページ等に掲示し、必要に応じて患者に説明する。」ことが要件であるため、本日以下の通り掲示致しました。

患者の皆様

 当院はマイナンバーカードによるオンライン資格確認システムを導入しております。

 受診歴、薬剤情報、特定健診情報、その他必要な診療情報を取得し、診療に活用しております。

院長

1dayアキュビュー トゥルーアイの供給不足につきまして

ロシアのウクライナ侵攻の影響で、1dayアキュビュートゥルーアイの流通が滞って居ります。同レンズの処方をご希望の方は、あらかじめ当院までお問い合わせ下さい。

マイオピン®︎点眼液の処方本数を変更しました。

近視進行抑制点眼液(マイオピン®︎)は初回処方は1本です。
1本使い終わった時点で、副作用等の問題がなければ、3本まとめて処方可能です。
4本使い終わる毎に、効果を評価するための検査を行い、以降は検査毎に4本まとめて処方可能です。
詳しくは当院スタッフ及び院長へお問い合わせ下さい。

コンタクト交付希望の方は、現在お手持ちのメガネをご持参下さい

コンタクトレンズをご希望の方は、現在お使いのメガネをご持参下さい。結膜炎や角膜炎など目の病気がある時はコンタクトレンズを装用できませんので、適切なメガネをお持ちであることが必要です。またコンタクトレンズは定期診察が必要な高度管理医療機器ですので、当院ではコンタクトレンズ処方箋のみの発行は行っておりません。あらかじめご承知おき下さい。皆様の眼の健康と安全のために、ご理解とご協力をお願い致します。

マイオピン、近視進行抑制サプリメント(ロート クリアビジョン):8/1から価格が変わりました。

近視進行抑制サプリメント(ロート クリアビジョン)およびマイオピン点眼(診察料含む)の価格を、納入価格の値上がりに伴い8/1から変更させていただきました。クリアビジョンは診察なしで受付でお買い求め頂けますが、マイオピン点眼は受付・診察が必要で、診察料も含めての価格になっております。皆様のご理解をお願い申し上げます。

取扱コンタクトレンズの変更と税込表示化について

当院では従来より、眼に優しいコンタクトレンズをご提案してまいりましたが、各メーカーの開発により性能の良い種類が増えてまいりました。そこで7/15より、より厳選した種類をお取り扱いをさせていただく事になりました。
また、当院では従来消費税を頂いておりませんでしたが、7/15より消費税込みの価格に表示を変更させていただきます。皆様にはご理解下さいますようお願い致します。
詳しくは、当院までお問い合わせください。

本日より予約なしで受診頂けます

・本日より予約なしで受診頂けます (2022/4/11〜)
(コンタクトレンズ初装・オルソケラトロジー初装・オクルパッド・GP・シノプト除く)

・まん延防止等重点措置全面解除、気温上昇で換気改善、業務削減、のため予約制撤廃

・スリッパ、ウォーターサーバー、パンフレット再開

・混雑している場合は従来通り院外待機にご協力下さい

・既にご予約の患者さんは、今まで通り優先的に受付-検査致します

◎ 2年間に及ぶ受付時間予約制への皆様のご理解とご協力、心から感謝申し上げます◎

窪町小学校の眼科校医を担当致します。

小石川医師会・文京区教育委員会に委嘱され、4月より窪町小学校の眼科校医を担当させて頂くことになりました。生徒さんの眼病発見と健康増進のため微力ながら尽力致しますので、何卒よろしくお願い致します。

本日、当院は開院6周年を迎えました。

受診して下さる皆様とスタッフの士気に支えられ、当院は開院6周年を迎えることができました。皆様の「かかりつけの眼科」で在り続けるため、これからも努めて参ります。

近視進行抑制サプリメント:ロート クリアビジョン(クロセチン)取扱中

クロセチンが児童の近視進行を抑制-増加する近視に対する新たなアプローチ-
2019/08/08 慶應義塾大学医学部
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2019/8/8/28-58279/

慶應義塾大学医学部眼科学教室は、クロセチンがヒトでも近視進行を抑制することを明らかにしました。眼軸長が伸びやすい小児期における有効性を確認できたことから、将来の強度近視を予防する一つの方法として、今では広く知られています。クロセチンサプリメント「ロート クリアビジョン」を取扱っておりますので、院長・スタッフまでお問合せ下さい。

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31394821

https://www.mdpi.com/2077-0383/8/8/1179/htm

https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2019/8/8/190808-1.pdf

近視進行抑制点眼薬:マイオピン®(低濃度アトロピン)取扱い中

近視進行抑制点眼薬:マイオピン®(低濃度アトロピン)0.01%と0.025%を取扱っておりますので、院長・スタッフまでお問合せ下さい。

詳しくはこちら↓
http://www.myopine.jp/

Osamu Hieda, et al. the ATOM-J. Study Group
Efficacy and safety of 0.01% atropine for prevention of childhood myopia in a 2-year randomized placebo-controlled study. Japanese Journal of Ophthalmology volume 65, pages 315–325 2021

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/33586090/

https://link.springer.com/article/10.1007/s10384-021-00822-y

ホームページをリニューアルしました

ホームページをリニューアルしました。
ぜひご覧ください。

コンタクトレンズ初装・キッズスペース・エアブレード再開

本日、1年半ぶりにコンタクトレンズ初装診療、キッズスペース、お手洗いエアブレードの運用を再開致しました。キッズスペースは感染症対策を行った上で、混雑しないようにご利用下さい。コロナ禍での皆様のご理解とご協力に感謝申し上げます。

讀賣新聞朝刊と讀賣新聞オンラインに、当院関連の記事が掲載されました 7/28-29

2021.07.31
子供の視力低下について讀賣新聞朝刊と、讀賣新聞オンラインに当院の記事が掲載されました。

「スマホ利用増 悩む学校 子供視力低下 「1日2時間」制限も」
讀賣新聞 朝刊 22面 2021年(令和3年)7月29日(木曜日)

「裸眼「1・0未満」の子供の割合が過去最悪…小学生で37%、中学生で58%」
讀賣新聞オンライン 2021/07/28 17:00
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20210728-OYT1T50394/

「スマホ利用増 悩む学校…子供視力低下 「1日2時間」制限も」
讀賣新聞オンライン 2021/07/29 05:00
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20210729-OYT1T50146/

小石川医師会の理事に選任されました。

2021.06.29
6月29日、一般社団法人小石川医師会 第126回総会(定時)での第34期役員・裁定委員選任決議において、当院院長が理事に選任されました。地域の福祉増進に寄与する小石川医師会の活動・事業に、微力ではありますがお役に立てるよう尽力して参ります。今後とも皆様のご理解とご協力をお願い申し上げます。

Twitter始めました。2021/ 2/ 1〜

当院のTwitterを始めました。こひなた眼科のあれこれを発信していきます。

日本テレビ「スッキリ」で当院がまた放送されました。

2021.01.28
1月28日(木)朝の情報番組「スッキリ」(日本テレビ)の「子供の近視」というニュースの中で、当院と当院院長のインタビューが放送されました。コロナ禍の外出自粛、一斉休校、リモート授業などの影響で、近視の子供が更に増えている、という内容です。「スッキリ」でこひなた眼科が取材を受けたのは今回で3回目になります。

讀賣新聞の朝刊1面に、診察中の写真が掲載されました 12/4

2020.12.04
学童のデジタル教科書使用と近視について、讀賣新聞 朝刊1面に診察中の写真が掲載されました。
「デジタル機器の普及とともに、視力が急速に悪化する子供が増えている(11月30日、東京都文京区・こひなた眼科で)」
●健康への影響 未知数 デジタル教科書を問う[4] 讀賣新聞 朝刊 1面 2020年(令和2年)12月4日

日経BP社「日経DUAL」の記事が公開!

2020.04.08
2/27に当院院長が日経BP社「日経DUAL」の取材を受け、4/8本日「子ども眼鏡 弱視に必須、近視では慎重に」の記事が公開されました。「日経DUAL」は2013年創刊の30~40代の共働き夫婦に向けたウェブメディアで、月間訪問者数100万人以上、登録会員数20万人以上を誇ります。小児の弱視や近視・眼鏡装用などに関しての記事ですので是非ご覧下さい。

本日から院外処方を主に採用する事になりました。

保険診療におけるお薬の受け取りには、医療機関内で受け取る院内処方と、外の調剤薬局で受け取る院外処方がありますが、開院以来継続してまいりました院内処方を廃止し、本日から院外処方を主に採用することになりました。今後とも当院でのお薬の処方に、ご理解とご協力をお願い申し上げます。

日本テレビ「スッキリ」で当院がまた放送されました。

2020.02.10
2月10日(月)情報番組「スッキリ」(日本テレビ)の「「手作り目薬」記事 失明の危険も・・・」というニュースの中で、当院と当院院長のインタビューが放送されました。手作りの点眼液は安全性に問題があり、インターネット上の情報を鵜呑みにしない様注意しましょう、という内容です。「スッキリ」でこひなた眼科が取材を受けたのは今回で2回目になります。

日本テレビ「スッキリ」で当院が放送されました。

2019.11.21
11月20日(水)情報番組「スッキリ」(日本テレビ)の「小中学生の9割が近視」というニュースの中で、当院と当院院長・患者さんの保護者の方のインタビューが放送されました。詳しくは下記をご覧ください。

こひなた眼科
今近視の割合が小学生約75%、中学生約95%にも及んでいることがわかった。近視が進行することで人によっては10センチ先を見るのが困難になる強度近視になる恐れがあるという。強度近視は目の合併症や病気になりやすいということがわかっている。病院ではここ数年子供の近視に関する相談が増加しており、多い時には1日40人が診察されているという。近視とは眼球が前後に伸びることで焦点が合わず、遠くの物が見えづらくなる状態のこと。近くを見る時間が増加したことが眼球が変形する一因だと考えられている。
https://kakaku.com/tv/channel=4/programID=77536/episodeID=1315210/

0.01%アトロピンは日本人の小児でも近視進行抑制効果がある(ATOM-J)

2019.09.14
第17回国際近視学会が9/12から東京医科歯科大学で開催されていますが、京都府立医科大学の稗田牧Dr.により、0.01%アトロピン点眼を用いた、多施設二重盲検無作為化比較試験(ATOM-J)の結果が発表されました。84名の0.01%アトロピン1回/日点眼群と、84名のプラセボ1回/日点眼コントロール群の屈折値変化を24か月で比較したところ、それぞれ-1.26D、-1.48Dと両群間に有意差(p<0.001)を認め、0.01%アトロピンは日本人の小児でも近視進行抑制効果があると発表されました。今後の論文発表やプレスリリースも注目されます。

プレスリリース:クロセチンが児童の近視進行を抑制(8/8 慶應大)

2019.08.08
クロセチンが児童の近視進行を抑制-増加する近視に対する新たなアプローチ-
2019/08/08 慶應義塾大学医学部
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/2019/8/8/28-58279/

慶應義塾大学医学部眼科学教室の坪田一男教授、栗原俊英特任准教授、鳥居秀成助教、森紀和子助教と大阪大学大学院医学系研究科眼科学教室の西田幸二教授、高静花寄附講座准教授、藤本聡子(博士課程4年)、ロート製薬株式会社らの研究グループは共同研究において、小学生69名に対し、クチナシ由来の色素成分「クロセチン」を投与するランダム化比較試験を施行し、クロセチンが小児の眼軸長伸長、屈折度数の近視化を有意に抑制することを確認しました。
本成果は、クロセチンのマウスでの近視抑制効果を示した先行研究に続き、クロセチンがヒトでも近視進行を抑制することを示した新しい知見です。今回、眼軸長が伸長する小児期における有効性を確認できたことから、クロセチン投与は小児期の近視進行を抑制することで、強度近視への進行を将来的に防ぐ新しい方法として、社会的に大きな意義があるものと考えられます。

今回の研究成果は、8月7日に学際的総合ジャーナル『Journal of Clinical Medicine』(オンライン版)に掲載されました。

●PubMed
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/31394821

●Journal of Clinical Medicine [Full Text Open Access]
https://www.mdpi.com/2077-0383/8/8/1179/htm

●慶應義塾大学
https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2019/8/8/190808-1.pdf

☆このクロセチン「ロート クリアビジョンジュニアEX」「ロート クリアビジョンジュニア」は、当院にてお求めいただけます。詳しくは院長ならびにスタッフまでお問い合わせ下さい。

近視の進行は過度な近業が原因

2019.04.23
第123回 日本眼科学会総会(4/18~21)のシンポジウム10の抄録から抜粋
稗田 牧(京都府医大)
「近視進行のメカニズムの一つは、過度な近業に伴う、調節の過剰により眼軸が機械的に引き延ばされると考えられている。過剰な調節には、調節麻痺点眼の有用性が以前より指摘されていたが、1%アトロピンを100倍に薄めても近視の進行抑制効果があるということが報告され、注目を集めている。」
このシンポジウムで、日本における0.01%アトロピン点眼(低濃度アトロピン・マイオピンⓇ)を使った、多施設二重盲検試験(ATOM-J)の解析結果が発表されるのではと期待されていましたが、口頭では「効果があった」とのお話があったものの、詳細は9月の国際近視学会になるとのアナウンスがありました。9月の学会発表、論文発表、プレスリリースが期待されます。

未成年者の受診に際してのお願い

当院では未成年者の受診に際して、初診時および一定期間経過しての再診の場合、あるいは前回とは別の症状で受診される場合には、原則として保護者の方のご同行をお願いしております。
やむを得ずご同行頂けない場合は、あらかじめお電話にて、保護者の方から当院へ診療依頼をお願いします。ご連絡なく未成年者がお一人で来院された場合、患者さまから保護者の方へご連絡をお願いする場合がありますので、診療中に必ずご連絡が取れますようご配慮下さい。お電話でのご連絡が取れない場合や診療の内容によっては、当院の判断で後日改めて同伴でご来院頂く場合がございます。
ご不便をお掛け致しますが、安全・安心な診療のため、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

未成年者の方はコンタクトレンズ装用前に保護者の承諾が必要です。

2016年7月1日投稿の再掲載です。当院ホームページ(以下HP)「診療案内」の「コンタクトの処方」にありますとおり、コンタクトレンズ(以下CL)は薬事法により、ペースメーカーや人工透析器と同様、最もハイリスクな「高度管理医療機器」に指定されています。従いまして、未成年者に関する当院の方針を以下に明示します。

——- 当院の未成年者に関するCL診療方針 ——-
●診療当日の在不在や居住地等に係わらず、承諾書に保護者の自署・捺印・必要事項記載をされた方。
●本人・保護者ともHP記載の注意事項を守れる方
●お手持ちの眼鏡が適切である方。
●診察後にCL装用可能と判断された方。
●CL交付までの手順や、CL診療および交付に掛かる費用等に同意できる方。
●CL交付は、上記事項全てが揃ってから行う。
大切なお子様と、お子様の眼を守るため、ご理解とご協力をお願い致します。

「眼科疾患最新の治療 2019-2021」発行!

2019.03.15
「眼科疾患最新の治療 2019-2021」南江堂 が発行されました。当院院長が小児緑内障(発達緑内障)の項目を執筆しています。ご興味のある方は院長または当院スタッフに気軽に声をお掛け下さい。

「小児の眼と遺伝性疾患」の演題名で講演を行いました。

2019.03.14
2019年3月14日、当院院長が大手製薬会社の社内研修会にて「小児の眼と遺伝性疾患」の演題名で講演を行いました。小児の視機能の発達、診療手順と屈折矯正、弱視・斜視、その他、遺伝性眼疾患についてVTRも交えての講演で、終了後の質疑応答も含め、大変充実した会になりました.

クリアビジョンジュニアEX(入荷しました)

ロート製薬は「クリアビジョンジュニア」の10倍のクロセチン7.5㎎を含むサプリメント「クリアビジョンジュニアEX」を2/22に発売し、4回目の発注分が入荷しました。赤い小さなソフトカプセルです。
昨年クロセチンサプリメントによる近視抑制効果に関する臨床研究発表(下記:JapicCTI-No. JapicCTI-173777)がありました。

第3回近視研究会学術集会(会長:坪田一男 慶應義塾大学医学部眼科学教室教授)
2018年11月18日(日)慶應義塾大学三田キャンパス
近視外来アップデート 鳥居秀成 慶應義塾大学医学部眼科学教室
https://www.clinicaltrials.jp/cti-user/trial/Show.jsp

JapicCTI-173777
臨床試験情報JAPIC Clinical Trials Information
医薬品情報データベースiyakuSearch
JapicCTI-No. JapicCTI-173777
試験の名称 サプリメントによる有効性に関する臨床研究
試験実施者 ロート製薬株式会社
試験の種類 介入試験(薬剤)
試験の概要 近視の小児を対象に、KMY2を1日1回摂取した際、近視に及ぼす影響(有効性及び安全性)をプラセボと対照して検討する。

試験の内容
疾患名 近視
試験薬剤名 KMY2
用法・用量 1日1回
対照薬剤名 KMY2プラセボ
用法・用量 1日1回
試験の目的 薬剤を摂取した際の近視に及ぼす影響(有効性と安全性)を確認する。
試験のデザイン プラセボ対照無作為化二重盲検比較試験
目標症例数 80
適格基準
(1)初回受診時、6歳以上12歳以下である者
(2)初回受診時の等価球面度数が-1.50 D以上 -4.50 D以下の近視の者
(3)乱視度数が1.50D以下の者
(4)屈折異常以外に眼疾患を有しない者
(5)近視矯正用の眼鏡を使用している者
(6)両親のうち、1名以上が近視の者
(7)指定した試験品の摂取方法及び定期検査スケジュール等、研究責任者又は研究分担医師(以下、研究担当医師)の指示を遵守できる者
(8)評価期間中、研究担当医師が近視矯正用眼鏡を処方した場合、これを使用できる者
(9)両親等の法的保護者から文書による本臨床研究参加への代諾が得られ、研究対象者本人による参加への賛意が得られていること
年齢: 6歳以上 12歳以下
性別: 両方
除外基準
(1)不同視差が1.50Dを超える者
(2)乱視度数が1.50Dを超えている人
(3)片眼矯正視力が1.0に満たない者
(4)斜視である者
(5)狭隅角である者
(6)コンタクトレンズを装用している者
(7)本研究で摂取する成分、診察の際に使用する調節麻痺薬・点眼麻酔薬、フルオレセイン等のアレルギーの既往を有する者
(8)他に本臨床研究と同様な臨床試験又は臨床研究に参加している者
(9)評価に影響を及ぼすと考えられる薬剤及びサプリメント等を使用している者
(10)過去に他の同目的の治療を行っていた者
(11)その他の眼合併症、全身合併症、アレルギー歴等を有し、研究担当医師が参加不適当と判断した者

予定試験期間 2017年11月 ~ 2018年7月

■問合せ先
会社名・機関名 ロート製薬株式会社
問合せ部署名 ヘルスサイエンス研究企画部
連絡先 03-6832-6013

プレスリリース:クロセチンが近視進行を抑制(慶應大)

2019.01.23
近視誘導モデルにクロセチンを投与するとEGR-1発現が増加し、近視進行を抑制できることが世界で初めて確認され、論文発表されました(慶應大)。2019年1月22日
↓ クリック(英語)
s41598-018-36576-w
↓ URLをコピーペースト(日本語)
https://www.rohto.co.jp/news/release/2019/0123_01/

Eye growth is suppressed with upregulation of Egr-1.

2018.12.13
モデル動物においてEgr-1遺伝子の活性化により、眼球の成長は抑制(近視進行抑制)されると書かれた論文を御紹介します。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3898884/

ロート クリアビジョンジュニア取り扱い開始

クロセチン(Crocetin)がバイオレットライトと同様に「EGR-1」の発現を増やし、近視進行抑制効果が期待できるとの発表が慶応大学からありました。

2018年10月11日 第72回 日本臨床眼科学会 イブニングセミナー8
近視進行抑制研究最前線~バイオレットライトと近視進行抑制~
ES8-2 近視研究の今と新しい生活指導の在り方~近視外来の症例データを含めて~
[演者]鳥居秀成 慶應大学
上記の他、慶応大近視研究チームは、クロセチンが眼軸長の伸びを抑えたとする近視マウスモデルでのデータを、2017年9月の英国バーミンガムで開催された国際近視学会でも発表しています。クロセチンと近視抑制効果に関する論文発表はまだですが、当院でも取り扱いを始めましたので、ご興味のある方はスタッフまでお問い合わせ下さい。
詳細はこちら
https://www.shop.rohto.co.jp/shop/bundle.php?bcd=004

Violet Light Exposure Can Be a Preventive Strategy Against Myopia Progression.

2018.10.21
Violet Light Exposure Can Be a Preventive Strategy Against Myopia Progression.                                

★クリック↑

Torii H, Kurihara T, Seko Y, Negishi K, Ohnuma K, Inaba T, Kawashima M, Jiang X, Kondo S, Miyauchi M, Miwa Y, Katada Y, Mori K, Kato K, Tsubota K, Goto H, Oda M, Hatori M, Tsubota K.

EBioMedicine. 2017 Feb;15:210-219. doi: 10.1016/j.ebiom.2016.12.007. Epub 2016 Dec 16.

PMID:28063778
Free PMC Article

Abstract
Prevalence of myopia is increasing worldwide. Outdoor activity is one of the most important environmental factors for myopia control. Here we show that violet light (VL, 360-400nm wavelength) suppresses myopia progression. First, we confirmed that VL suppressed the axial length (AL) elongation in the chick myopia model. Expression microarray analyses revealed that myopia suppressive gene EGR1 was upregulated by VL exposure. VL exposure induced significantly higher upregulation of EGR1 in chick chorioretinal tissues than blue light under the same conditions. Next, we conducted clinical research retrospectively to compare the AL elongation among myopic children who wore eyeglasses (VL blocked) and two types of contact lenses (partially VL blocked and VL transmitting). The data showed the VL transmitting contact lenses suppressed myopia progression most. These results suggest that VL is one of the important outdoor environmental factors for myopia control. Since VL is apt to be excluded from our modern society due to the excessive UV protection, VL exposure can be a preventive strategy against myopia progression.

https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC5233810/pdf/main.pdf

「小児科臨床」増刊号 発行!

2018.10.20
小児科臨床第71巻 増刊号 よくある疾患の診かた -他科からの助言- (株式会社 日本小児医事出版社)が、10月20日に発行されました。眼科 p.2196-200(372-6) 7. 遠視・近視・屈折異常・弱視 ならびに、p.2215-7(391-3) 11. 斜視 について、院長が執筆しています。小児科専門雑誌ですが、機会がありましたらご覧下さい。以下、一部を御紹介します。

7)遠視・近視・屈折異常、弱視
こひなた眼科 藤巻拓郎
キーワード 遠視 近視 乱視 屈折異常 弱視
■視力の発達
視覚は、光覚、色覚、形態覚、動態覚、立体覚の5つの感覚から構成されているが、形態覚(形を見分ける感覚)の一部で、2点を2点として識別する能力が視力である。光覚は修正28週頃から対光反射、視覚誘発電位(visual evoked potential:VEP)で確認されはじめ、視力は出生直後の新生児で(0.02)~(0.05)程度といわれている。その後視力は急速に発達し、視覚感受性が1歳半ごろピークに達すると徐々に低くなり、3歳過ぎには正常視力の(1.0)になる、その後更に感受性は低下し、8歳以降のどこかの時点で臨界期に達する。視路に器質的異常が無い場合、視力が発達する条件としては、両眼の視線が一致していることと、両眼のピントが合っていることが重要である。・・・・・・・

11)斜視
こひなた眼科 藤巻拓郎
キーワード 偽斜視、斜位、乳児内斜視、調節性内斜視、間欠性外斜視
視覚は、光覚、色覚、形態覚、動態覚、立体覚の5つの感覚から構成されているが、このうちの立体覚は立体視とも呼ばれ、生物が進化の過程において、視覚器を左右に2つ獲得した個体の方が、生存に有利であったため受け継がれてきたと考えられている。両眼視機能には、両眼で同時に見る同時視と、左右の像を一致させる融像、更にその上位に立体視が成立するが、これら3つをWorthの三要素と呼ぶ。この両眼視機能は生後3〜4ヶ月から発達が始まり、2歳には成人レベルの80%、5歳で発達が完了する感覚である。この様に視機能が急激に発達する乳幼児期に斜視があると、両眼視機能の発達を阻害し、両眼視機能不全を引き起こす。斜視とは眼の位置が正常でない状態のことで、眼位の異常に起因する両眼視の異常が加わったものである。従って斜視治療の目標は眼位の改善である整容的治癒と、両眼視の獲得である機能的治癒となる。眼位の異常はあるが両眼視の異常がない斜位は、斜視とは異なり機能面での治療は通常行なわれない。斜視の場合、脳は優位眼の情報を選択するため、両眼視の基礎となる左右均等であるべき視力の発達に差が生じ、機能的治癒の妨げとなる。乳児内斜視の場合、立体視獲得を目的とした超早期手術が近年推奨されつつある。・・・・・

alt


眼科学専門書「小児眼科学」が改訂増刷されました。

2018.10.14
2015年10月に刊行された専門書「小児眼科学」が先月、改訂増刷されました。コンタクトレンズの管理について、院長が執筆しています。本書は刊行後、全国書店や眼科系学会の会場で長く売れ続けており、多くの眼科医や視能訓練士の方々に好評を得ているそうです。機会がありましたら御一読下さい。

藤巻拓郎  編集:東 範行 小児眼科学 第1版第2刷 第6章 屈折異常と眼鏡・コンタクトレンズの管理 コンタクトレンズの管理 101-5 三輪書店 2018
以下、一部ご紹介します。

Ⅳ.オルソケラトロジーの問題点
オルソケラトロジー(以下、オルソK)とは、就寝中のみ内面のカーブが緩やかなHCL装用し、角膜中央を平坦化させることで近視を矯正する方法である。内面はリバースジオメトリーと呼ばれる4種の同心円領域からデザインされている。効果は一時的なので、矯正を継続するには毎日夜間の装用を要する。「オルソケラトロジーガイドライン(第2版)」では適応年齢を原則20歳以上とし、未成年者への処方に対しては慎重処方とする、と改正された8)。小学生のCL使用率は0.2%だが、オルソKはそのうちの19.2%と年々増加している6)。つまり夜間視力の低下、角膜高次収差の増加、アカントアメーバ角膜炎などの重篤な感染症リスクが増加、就寝時装用による角膜酸素不足、角膜内皮細胞減少などが危惧される。オルソKレンズは酸素透過性が高く汚れやすい。特にベースカーブとリバースカーブの境界は涙液が貯留するtear reservoir zoneとなっておりケアが難しい。近年小児において眼軸長延長抑制効果が報告がるが9)屈折矯正の長期予後についてはなお不確定な要素があること、正常な角膜に変化を与えることなどから、慎重に適応例を選択しなければならない。

文 献
木下 茂,大橋裕一,村上 晶,他:コンタクトレンズ診療ガイドライン(第2版). 日本眼科学会雑誌 118:557-591, 2014
横山利幸:乳幼児のコンタクトレンズの処方とその注意. 日本の眼科 71:170, 2000
高橋康造,植田喜一:乳幼児に対するコンタクトレンズ. コンタクトレンズ学会誌 53:18-26, 2011
土至田宏,由井あかり:無水晶体眼へのコンタクトレンズ処方. 眼科プラクティス 27:179-183, 2009
長谷部聡:小児の近視予防 光学的治療法と視覚環境のインタラクション. 眼科 56:965-972, 2014
宇津見義一,宮浦 徹,柏井真理子,他:平成24年度学校現場でのコンタクトレンズ使用状況調査. 日本の眼科 85:346-366, 2014
日本コンタクトレンズ学会 http://www.clgakkai.jp/index.html
村上 晶,吉野健一,植田喜一,他:オルソケラトロジーガイドライン(第2版). 日本眼科学会雑誌121:936-938, 2017
大鹿哲郎,平岡孝浩:オルソケラトロジーが小児期の眼軸伸長に及ぼす影響に関する研究. 日本の眼科 84:42-50, 2013

alt


「小児の眼と遺伝性疾患」の講演を行いました。

2018.07.17
2018年7月17日、当院院長が大手製薬会社の社内研修会にて「小児の眼と遺伝性疾患」の演題名で講演を行いました。小児の視機能の発達、診療手順と屈折矯正、弱視・斜視、その他、遺伝性眼疾患についてVTRも交えての講演で、終了後の質疑応答も含め、大変充実した会になりました。

オクルパッドは30分×週2回が有効か(北里大)

2018.06.14
北里大学の研究によると、オクルパッドによる通院型治療は、1回1時間×週1回よりも、1回30分×週2回の方が有効である可能性が示唆されました。第74回 日本弱視斜視学会総会(7月6~7日 倉敷 岡山)の学術展示にて発表される予定です。当院におきましても今までと同様、1回30分×週2回をお勧めしています。機体には知育ソフトから元素図鑑まで、ストレージの限界まで多数のソフトをインストールしてあります。30分をフルに楽しんで頂くため、予約時間より早めにお越し下さい。

当院特集記事がドクターズファイルに掲載

2018.06.08
当院を取材した特集記事が、ドクターズファイルに掲載されました。
▶https://doctorsfile.jp/h/181160/df/1/?page=1

日本眼科学会雑誌に論文が掲載されました。

2018.05.10
名古屋市立大学眼科の安川 力先生の学術論文が、日本眼科学会雑誌の5月号に掲載されました。院長も共著者の一人で、この場をお借りして諸先生に心より御礼申し上げます。

網膜色素変性に対する9-cis-β-カロテン高含有微細藻類Dunaliella bardawil食品摂取の影響
安川 力1), 萩原 章2), 藤巻 拓郎3), 加藤 亜紀1), 村上 晶3), 山本 修一2), 小椋 祐一郎1)
1)名古屋市立大学大学院医学研究科視覚科学
2)千葉大学大学院医学研究院眼科学
3)順天堂大学大学院医学研究科眼科学

目 的:網膜色素変性の一部の病態にはレチノイドサイクルが関与していて,11-cis-レチナールの異性体である9-cis-レチナールとその前駆体9-cis-β-カロテンが,白点状眼底および網膜色素変性に有効であると報告されている.今回,我々は,我が国の網膜色素変性患者に対する9-cis-β-カロテン高含有微細藻類Dunaliella bardawil食品の効果を検討した.
対象と方法:本研究は3施設による多施設前向き研究として実施された.対象は,網膜色素変性と診断され眼底観察可能な30例59眼(男性13例,女性17例),年齢は平均値±標準偏差:56.4±14.1歳であった.Dunaliella bardawil食品を3か月間摂取し,摂取前後に矯正視力,Goldmann動的視野(GP),Humphrey静的視野(HFA),網膜電図(ERG)を測定した.GPでは,視野結果をデジタル化のうえ,V-4イソプター視野からI-4イソプターの暗点を差し引いた面積を計測した.HFAでは中心4点の平均網膜感度を,ERGではb波振幅を比較した.
結 果:視力のlogarithmic minimum angle of resolution(logMAR)値は平均0.51から0.48に有意に改善した(p=0.008).HFAによる中心4点の平均網膜感度は平均15.7 dBから16.3 dBに有意に改善した(p=0.034).GPにて測定した視野面積は,平均206,763ピクセルから220,933ピクセルに有意に拡大した(p=0.048).ERGのb波振幅は,平均63.4 μVから56.5 μVにやや低下したが有意差を認めなかった(p=0.109).
結 論:9-cis-β-カロテン高含有微細藻類Dunaliella bardawil食品の3か月投与で,網膜色素変性に対して視力,視野改善効果を示したが,有効性についてはさらなる長期的な無作為化比較試験や,原因遺伝子と視力予後との関連調査が必要である.

日本眼科学会雑誌 122: 372-378,2018

Journal of Human Geneticsに論文がアクセプトされました。

2018.04.20
国立病院機構東京医療センター 岩田 岳部長をはじめとする分子細胞生物学研究部の論文が、Journal of Human Geneticsにアクセプトされました。院長も共著者の一人で、この場をお借りして諸先生に心より御礼申し上げます。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pubmed/29760528
https://www.nature.com/articles/s10038-018-0465-4

LRRTM4-C538Y novel gene mutation is associated with hereditary macular degeneration with novel dysfunction of ON-type bipolar cells.
Kawamura Y1,2, Suga A1, Fujimaki T2, Yoshitake K1, Tsunoda K3, Murakami A2, Iwata T4.
Abstract
The macula is a unique structure in higher primates, where cone and rod photoreceptors show highest density in the fovea and the surrounding area, respectively. The hereditary macular dystrophies represent a heterozygous group of rare disorders characterized by central visual loss and atrophy of the macula and surrounding retina. Here we report an atypical absence of ON-type bipolar cell response in a Japanese patient with autosomal dominant macular dystrophy (adMD). To identify a causal genetic mutation for the adMD, we performed whole-exome sequencing (WES) on four affected and four-non affected members of the family for three generations, and identified a novelp.C538Y mutation in a post-synaptic gene, LRRTM4. WES analysis revealed seven rare genetic variations in patients. We further referred to our in-house WES data from 1360 families with inherited retinal diseases, and found that only p.C538Y mutation in LRRTM4 was associated with adMD-affected patients. Combinatorial filtration using public database of single-nucleotide polymorphism frequency and genotype-phenotype annotated database identified novel mutation in atypical adMD.
J Hum Genet. 2018 May 14. doi: 10.1038/s10038-018-0465-4. [Epub ahead of print]
PMID:29760528

超低出生体重児における未熟児網膜症:東京都多施設研究

2018.04.15
東京都立大塚病院眼科部長 太刀川貴子先生の原著論文「超低出生体重児における未熟児網膜症:東京都多施設研究」が、日本眼科学会雑誌に掲載されました。当院院長も共著者の一人で、順天堂大学医学部眼科学教室の村上 晶教授、葛飾赤十字産院小児科部長の熊坂 栄先生にもご協力頂きました。太刀川先生初め諸先生にこの場をお借りしてお礼申し上げます。

超低出生体重児における未熟児網膜症:東京都多施設研究
太刀川 貴子1), 武井 正人2), 清田 眞理子3), 齋藤 雄太4), 東 範行5), 仁科 幸子5), 丸子 一朗6), 根岸 貴志7), 野田 英一郎8), 大熊 康弘9), 吉田 圭10), 藤巻 拓郎7)11), 松本 直12)13), 渡邊 恵美子14), 齋藤 誠15)
1)東京都立大塚病院眼科
2)日本赤十字社医療センター眼科
3)東京都立墨東病院眼科
4)昭和大学医学部眼科学講座
5)国立成育医療研究センター眼科
6)東京女子医科大学眼科学教室
7)順天堂大学医学部眼科学教室
8)東京都立小児総合医療センター眼科
9)東京慈恵会医科大学眼科学講座
10)日本大学医学部附属板橋病院眼科
11)葛飾赤十字産院眼科
12)東邦大学医学部眼科学講座
13)愛育病院眼科
14)帝京大学医学部眼科学講座
15)東京都立駒込病院臨床研究支援室

目 的:東京都における超低出生体重(ELBW)児の未熟児網膜症(ROP)の診断,治療状況を調査し,ROPを重症度別に群分けし,それぞれ合併症,神経学的発達について検討する.
対象と方法:2011年に東京都の周産期医療センター14施設で出生したELBW児275例のROP診断,ROPの発症,治療について眼科医に調査を行った.また周産期ネットワークデータベースをもとに生存率,合併症,3歳時の発達検査値(DQ値)について検討した.
結 果:対象の平均在胎週数(平均値±標準偏差)は26.0±2.4週,平均出生体重は722.7±163.7 gであった.生存率は88.7%(244/275),ROP発症率は82.7%,治療率は29.0%であった.1群:治療群でaggressive posterior retinopathy of prematurity(AP-ROP)およびzoneI網膜症20例(8.4%),2群:治療群でzoneII網膜症49例(20.6%),3群:ROP発症なし,および自然治癒169例(71.0%).多変量解析では,治療群(1群,2群)は治療なし群(3群)に比べ,人工換気使用日数60日以上,慢性肺疾患,脳室内出血の割合が有意に高かった.また,3歳DQ値70未満は1群71.4%,2群27.6%,3群17.5%であった.1群は2群に比べその割合が高かった(p=0.009)
結 論:ELBW児の生存率は向上し,ROP発症率,治療率は低下したが,重症ROPの発症率は高く,治療を要した症例の29.0%はAP-ROPおよびzoneI網膜症であった.これらの児は神経発達遅滞の割合が有意に高かった.

日本眼科学会雑誌 122: 103-113,2018

SVS導入後にお困りの小児科医院様へ:当院へ御紹介下さい

SVS: Spot™ Vision Screenerは、眼科医の診察能力と同等かそれ以上の、かつて無い優れた検査機器です。SVSを導入された先進の小児科医院様で、ご紹介先にお困りの先生がいらっしゃいましたら、是非当院へ御紹介下さい。特に「検査不能」の場合は要治療例が多いと学会でも指摘されており、両科連携による早期発見・早期治療が求められております。保護者の方とご相談の上、検査結果など持参いただけましたら幸いです。
スポット ビジョンスクリーナー
http://welchallyn.jp/visionscreener/

弱視訓練器(オクルパッド®)運用開始

「両眼を開けて」楽しく効果的な弱視訓練を実感出来ます。http://jfcsp.co.jp/catalog/jfc/occlue-pad_1506.pdf

マイオピン®取扱い開始

詳しくはこちらをご覧下さい。
http://www.myopine.jp/Myopine

- CafeLog -